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LET’s TRY! クロキリ
クロキリ × はじめての出会いin パプアニューギニア
農業に変革をおこした
サツマイモは昔から馴染みの味
日本から直行便でおよそ7時間で行くことができる、秘境の国パプアニューギニア。西側にインドネシア、南にオーストラリアがあり、ニューギニア島の東半分と約600の島々で構成されている国です。美しい紺碧の海でのダイビングは、世界中のダイバーを魅了し、手つかずの熱帯の大自然は圧巻の景色です。現在でも、伝統的な部族が住む村が残っており、部族の数だけ言語が存在すると言われ、その数は800以上もあるのだとか。“世界で最も言語の豊富な国”と言われる由縁です。
パプアニューギニアの歴史を紐解いてみると、芋焼酎の原料でもあるサツマイモが、およそ300年前にポリネシアから入ってきたとされています。これまで栽培されていたタロイモの生産量を一気に超え、伝統的な農業に変革がもたらされました。高地に住む人々の生活を支える欠かせない食糧になっていったと言われています。
伝統的な料理の「ムームー」は、数種類のイモ類を、肉や魚介類と一緒にバナナの葉で包んで蒸し焼きにしたもの。食材はふっくらと蒸し上がり、素材の美味しさをシンプルにいただけます。主にお祝い事や客人を歓迎するときに振る舞われる特別な料理となっています。
パプアニューギニア独立国
- 面積
- 約46万平方キロメートル(日本の約1.25倍)
- 人口
- 約800万人(2016年,世界銀行)
- 首都
- ポートモレスビー
撮影秘話Back story
シリーズの始まりはハプニングもあり!?
最初は、ビーチで声をかけて撮影を行おうとしていたところ、近所の人が多く集まり、勝手にクロキリを飲もうとする人やボトルを持って行こうとする人が出てきたため、撮影の続行が難しくなり、一旦撮影を中止することに。
その後、現地コーディネーターの地元の村で、村ぐるみのパーティーを行うことになり撮影を再開することができた。その時の撮影が「レッツ トライ」篇の第一弾となった。
ベストな氷を作るのに大奮闘!
お店のグラスの数や氷の準備の兼ね合いもあり、15人くらいでの撮影を想定していたが、近所の方が徐々に集まりいつの間にか40人規模の撮影となった。
現場で特に大変だったのが、氷の準備。パプアニューギニアは気温が高いため、事前に氷を頃合いのサイズに切り出しておくと、いざ撮影時には氷が溶けているため、使用直前に切り出す必要があった。
この撮影には、氷の切り出し班の知られざる努力が隠されていた。