黒霧島1998 2018
黒キリ開発の経緯は?

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原点回帰、芋焼酎を極める

 かつて焼酎造りに使われていた「黒麹」に代わり、大正後期以降は、昭和~平成と長い間「白麹」を用いた焼酎が主流でした。霧島酒造においても白麹の本格焼酎「霧島」(現「白霧島」)が主力製品で、ライバルたちと切磋琢磨していました。
 霧島酒造では他の穀物(麦など)の焼酎も含めたあらゆる可能性を模索していましたが、もともと芋焼酎を創業の原点に持つ霧島酒造としては「やはり芋で勝負したい」と、芋焼酎の中でも、まさに“原点回帰”となる「黒麹」製の焼酎を造ることにしました。
 また、焼酎は食事の邪魔をしない、料理の引き立て役であるという考え方の基で、味わいを研究していたところ、泡盛圏域や九州各地に足を運ぶ中で、鹿児島県の種子島で美味しいと評判になっていた「黒麹」製の焼酎を発見。「黒麹」を用いた芋焼酎への可能性が確信に変わり、「黒麹」を使用した新たな芋焼酎の開発に邁進することになりました。そして1998年に出来上がったのが「黒霧島」です。

創業者 江夏吉助

「黒」のラベルはどこから?

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着想はカーナビから  商品開発の中で、ラベルをどんなデザインにすべきか、検討していました。そんな中、開発担当者が車でトンネルに入った時に、カーナビの画面が白い背景から黒に反転したことが目に入りました。そこから、着想を得て、本格焼酎「霧島」(現「白霧島」)の白地に黒文字のデザインを反転し、「黒霧島」は黒地に金文字としました。当時としては斬新な黒を基調にしたラベルが出来あがりました。

ラベル

「トロッとキリッと」焼酎にキャッチコピー?

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味わいを分かりやすく伝える  黒霧島の味わいを、飲んだことがない人にも分かりやすく、覚えてもらうために、味言葉(キャッチコピー)をつけました。黒霧島の特徴である、とろっとした甘味と、後切れの良さ。これが「トロッと キリッと」です。

ちなみに他の商品の味言葉は…
・白霧島「どしっと ほわんと」
・赤霧島「みやびに するっと」
・茜霧島「キラッと はなやか」
・霧島《宮崎限定》「ずしっと ほんかくー」
・虎斑霧島「がるっと ふわっと」

トロッとキリッと

ロングセラーの理由は?

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時代に合った商品と生産体制の確立  「黒霧島」の「自己主張をしすぎない」「食事を邪魔しない」という特徴が、当時の日本の食トレンド(肉食化が進み、味が濃くなっていった)において、食中酒「食事をおいしくする」というポジションを獲得することになりました。
 さらに、2000年頃からの健康ブームで「黒い食品=健康によい」というイメージにより「黒」ブーム(黒ゴマ、黒米、黒酢、黒豆など)が起きていたことに加え、焼酎の「低カロリー」「二日酔いしにくい」と言われる特性が評価されました。2003年には「平成14年度食品ヒット大賞」の酒類部門で優秀ヒット賞を受賞し、ヒット商品としての評価を得ました。
 また、「黒霧島」をみなさまに潤沢にお届けできない時期もありました。そこで、製造体制の強化(冷凍甘藷を使用する技術開発)や製造技術の向上に加えて、生産者との関係をより強固なものにすることで、高品質かつ十分な量のサツマイモを確保し、手頃な価格で高品質な商品をお届けすることに努めています。

平成14年度食品ヒット大賞 酒類部門 優秀ヒット賞 受賞

他の商品と何が違うの?(白霧島、赤霧島、茜霧島、虎斑霧島)

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「麹」や「さつまいも」など原料の違い

「麹」や「さつまいも」など原料の違い

黒キリの商品ラインアップは何種類あるの?

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全23種類。派生商品も2017年に発売  用途に合わせて容器(瓶、パック、ペットボトル)と容量(1800ml、900ml、750ml、720ml、700ml、200ml)度数(25度、20度)を変えています。海外向けもあわせると度数や容量も様々あり、黒霧島の商品ラインアップとして23種類あります。
また、「黒霧島」に「彩りの美しさ」「身体へのいたわり」をプラスした健麗酒シリーズ(「金霧島」(2007年発売)、「黒宝霧島」(2009年発売)、「Ax霧島」(2010年発売))※1を開発しました。その後、派生商品として、2017年11月に「黒霧島MELT」を発売しました。
2018年7月には、黒霧島をベースに世界の貴重な健康維持素材8種類をブレンドした「玉琮(ギョクソウ)」を発売※2、同年9月に「デリシャス・ペンタゴン製法」により黒霧島の魅力 をさらに磨いた「黒霧島EX」を発売し、2019年3月に「黒霧島 EX」のパック製品を発売しました。
※1、※2:生産量に限りがあるため、通信販売限定の商品(詳しくはこちら)です。

商品ラインナップ黒霧島・健麗酒シリーズ・長期熟成

オススメの飲み方は?

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オンザロック

「黒霧島」のうまさは、トロッとした甘み、キリッとした後切れにあります。オススメの飲み方は「トロッと」した味わいを楽しめるオンザロック。香りに癖がなく、飲みやすい「黒霧島」は、かち割り氷をグラスいっぱいに入れ、焼酎を注ぎ、ゆっくりとよくかき混ぜることで、ひんやりとしたノドごしとほのかな香りが楽しめます。

オンザロック

本格焼酎のおいしい飲み方はこちら

黒キリが世界の大舞台に登場?

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アカデミー賞授賞式後の祝賀会に登場  アメリカ合衆国ロサンゼルスで開催された「第90、91回アカ デミー賞授賞式」後の祝賀会(ガバナーズ・ボール)※3で、「黒霧島」「白霧島」「赤霧島」が日本製アルコール類(ビー ルやウイスキーなども含む)として唯一、シェフが特別に振る舞うお酒として提供されました。宮崎県を代表する食材の 「宮崎牛」とあわせて、2年連続での採用となります。

※3 :アカデミー賞授賞式直後に行われるアカデミー公認の権威あるアフターパーティー。世界中の一流食材を用いた60種類以上の料理や飲み物が提供される。

アカデミー賞授賞式後の祝賀会に登場

原料のこだわり

「黒霧島」を生み出す、南九州の恵み

「黒霧島」の原料は、九州の肥沃な土地で育ち、でんぷん質が豊富で豊かな風味をもつさ つまいも「黄金千貫(コガネセンガン)と、長い年月、霧島連山の大地に磨かれ都城盆地の 地下岩盤の割れ目に蓄えられた、清冽(せいれつ)な地下水「霧島裂罅水(キリシマレッカスイ)」。「黒霧島」の味わいは、これらの風土の恵みに支えられ、こだわりの原料と、霧島 酒造の高度な製造技術により生み出されています。

霧島連山を臨むサツマイモ畑

霧島連山を臨むサツマイモ畑

清冽な天然水 「霧島裂罅水」

清冽な天然水 「霧島裂罅水」

九州の大地が育んだ 「黄金千貫」

九州の大地が育んだ 「黄金千貫」