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コロナ禍の運動不足でも、人々の飲酒習慣は変わっていない!医師が健康維持におすすめするお酒、第1位は「本格焼酎」
2021年3月4日
血栓症と飲酒習慣に関するインターネット調査を行いました。
本格焼酎は糖質ゼロ(※1)・プリン体ゼロ(※2)、血栓溶解効果はワインの約1.4倍
- 食品表示基準による
- 100mlあたりプリン体0.5mg未満を「プリン体0」と表示
霧島酒造株式会社は、「血栓症と飲酒習慣に関するインターネット調査」を実施しました。
「血栓症」とは、生体の血管内で血液が凝固した「血栓」が血管を詰まらせて身体の抹消の循環不全によって臓器障害を引き起こす病気です。心筋梗塞や脳梗塞、エコノミークラス症候群に代表され、世界中で流行している新型コロナウイルス感染症を重症化させる要因の一つとして、現在再び注目を集めています。
そこで霧島酒造では、一般消費者400名・医師100名を対象に、日本人の「血栓症」の予防意識の現状に加え、予防効果があるとされる「本格焼酎」の飲酒習慣を調査しました。さらに、結果を受けて、循環器専門医として抗加齢ドックで活躍されている、愛媛大学大学院医学系研究科抗加齢医学(新田ゼラチン)講座教授・愛媛大学医学部附属病院 抗加齢・予防医療センター長 伊賀瀬道也氏に、飲酒と健康についてコメントいただきました。
- 調査期間:2021年1月23日(土)~1月25日(月)
2021年1月29日(金)~1月30日(土)※調査対象を変えて追加調査を実施
- 調査方法:インターネットリサーチ
- 調査対象:一般消費者400名(30代~60代)/医師100名(20代~60代)
※ともにアルコールユーザー
血栓症と飲酒習慣に関するインターネット調査概要
調査結果トピックス
- コロナ禍での人々の飲酒習慣の実態
- 日本人の「血栓症」に対する理解
- 「本格焼酎」による「血栓症」の予防効果
- 医師が健康維持に勧めたいお酒とは
コロナ発生前後で、約8割近くの一般消費者の飲酒習慣は「変わっていない」ということが明らかに。
しかし在宅時間の増加による運動不足の影響で「血栓症」のリスクは高まっている。
「血栓症」がどんな病気かを知っている一般消費者は37%。
最近では新型コロナウイルス感染症の重症化の要因として注目されており、十分に理解する必要がある。
節度ある適度な飲酒の”習慣化”は、血栓症の予防につながる。
しかし、本格焼酎が「血栓症」の予防に効果があることを知っている一般消費者は、わずか8%。
一般的に健康イメージが強いのはやっぱりワイン…?!
そんなワインを抜いて医師が選ぶ健康維持に勧めたいお酒、第1位は本格焼酎!
1.コロナ禍での人々の飲酒習慣の実態
▶新型コロナウイルス感染症発生前後で、約8割近くの一般消費者の飲酒習慣は「変わっていない」ということが明らかに。しかし在宅時間の増加による運動不足の影響で「血栓症」のリスクは高まっている。
調査によると、新型コロナウイルス感染症発生前後での比較で、一般消費者の約8割の飲酒習慣は「変わっていない」ことが明らかに。しかし在宅時間の増加や外出自粛など、新型コロナウイルス感染症によって私たちの生活習慣は大きく変化しています。運動不足や肥満は、新型コロナウイルス感染症重症化の要因となる血栓症にもつながります。今や、血栓症は若者でも発症リスクが高まっている病気。飲酒習慣を含め、普段の生活の見直しが迫られています。
2.日本人の「血栓症」に対する理解
▶「血栓症」がどんな病気かを知っている一般消費者は37%。最近では新型コロナウイルス感染症を重症化させる要因の一つとして注目されており、十分に理解する必要がある。
「血栓症」がどんな病気かを知っている一般消費者は37%となりました。伊賀瀬氏によると、日本人の血栓症への理解度は世界各国と比べても高いとのこと。昨今、新型コロナウイルス感染症の影響で「血栓症」という言葉を耳にする機会が増えていることも要因の一つだと考察できます。
<伊賀瀬氏のコメント>
「血栓症」とは生体の血管内で血液が凝固した「血栓」が血管を詰まらせて身体の末梢の循環不全によって臓器障害を引き起こす病気です。「血栓症」のリスクは、生活習慣病といわれる高血圧、糖尿病、脂質異常症や肥満(BMI>25)、脱水などによって高まりますが、特に今はコロナ禍でステイホーム時間が増え、運動不足になりやすいため、より注意が必要になります。さらに、新型コロナウイルス感染症では血管に炎症を起こし血栓症を発症することがあり、特に重症者の発症頻度が高いことから、重症化における重要な危険因子であると考えられています。運動習慣や食生活の見直しをするなどして、血栓症を発症しないよう注意しましょう。
3.「本格焼酎」による「血栓症」の予防効果
▶節度ある適度な飲酒の“習慣化”は、血栓症の予防につながる。
しかし本格焼酎が血栓症の予防に効果があることを知っている人はわずか8%。
人間は、血栓を溶かす働きがある「アルテプラーゼ(tPA)」や「ウロキナーゼ(uPA)」という2つの酵素を体内にもっています。アルコール飲料には、それらを活性化させる「血栓溶解作用」がありますが、そのなかでも本格焼酎は、活性化作用が他のアルコール飲料に比べて高いことが明らかとなっています。本格焼酎飲用者の飲用後の酵素活性は、非飲酒者の約2.4倍以上、ビール飲用者の約1.6倍、ワイン飲用者の約1.4倍となり、他のアルコール飲料と比べて、血栓溶解効果が高いという実験結果が示されています。しかし調査によると、本格焼酎が血栓症の予防に効果があることを知っている人はわずか8%。本格焼酎の機能的価値の一つである「血栓症予防効果」は、まだ広く認知されていないことが分かります。
<伊賀瀬氏のコメント>
このトピックに関して私の周りの医者でも知っている人は少ない印象なので、一般の方の約8%がご存知だという結果には予想より多く、正直驚きました。 実は本格焼酎は、「アルテプラーゼ(tPA)」や「ウロキナーゼ(uPA)」の活性化作用が、他のアルコールに比べて高いことが知られており、一般的に健康イメージの強いワインよりも血栓溶解効果が約1.4倍高いと言われています。 一般的に「酒飲み=不健康」というイメージがありますが、実は以前から適量のお酒を飲むことは、血栓を溶かす働きがある体内の「アルテプラーゼ(tPA)」や「ウロキナーゼ(uPA)」という二つの酵素を活性化させ、心臓や脳の血管を保護する効果があると知られています。飲酒量には注意する必要がありますが、節度ある適度な飲酒を“習慣化”させることは血栓症の予防につながるということになります。お酒に血栓症予防の効果があることは意外と知られていない話なので、どんどん啓発していく価値があると思っています。 本格焼酎は1回しか蒸留をしないため、甲類焼酎より香りが強く残ります。この香り成分にも血栓溶解効果があるので、お酒を飲まない方は、香りを嗅ぐだけでも効果を得ることができます。本格焼酎の中でも特にリラックス効果の高い芋焼酎でぜひ試してみてください。
4.医師が健康維持に勧めたいお酒とは
▶一般的に健康イメージが強いお酒はやっぱりワイン…?!
ワインを抜いて医師が選ぶ健康維持に勧めたいお酒第1位は「本格焼酎」(42%)!
一般消費者に最も健康維持につながると思うお酒を聞いたところ、1位「ワイン」2位「本格焼酎」という結果になりました。特に赤ワインはポリフェノールが多く含まれることが広く知られているため、健康に対するイメージが強いと考察できます。対して、医師が選ぶ健康維持に勧めたいお酒第1位は「本格焼酎」という結果に。本格焼酎は血栓症予防効果に加え、糖質ゼロ(※1)・プリン体ゼロ(※2)と、健康を気にする方におすすめなお酒です。コロナ禍のこの時期だからこそ、本格焼酎のもつ機能に注目する医師も多いのではないでしょうか。
- 食品表示基準による
- 100mlあたりプリン体0.5mg未満を「プリン体0」と表示
- 食品表示基準による
- 100mlあたりプリン体0.5mg未満を「プリン体0」と表示
- 「適正飲酒について」はこちら
<伊賀瀬氏のコメント>
実は本格焼酎は、糖質・プリン体がゼロのお酒です。糖質の摂りすぎは体重増加の原因となる上、肌や骨の老化や糖尿病、動脈硬化につながる恐れがあり、プリン体を多く摂れば、代謝産物である尿酸が増え、痛風の原因となります。このため、ダイエットや健康面に気を遣う方におすすめなお酒が本格焼酎です。ただし、飲酒量には気を付けないといけません。日本人の場合は、純粋なアルコール量にして1日平均30gを超えないのが「適度な飲酒」の基準とされていますので、アルコール度数25度の焼酎ですと、約110ml(0.6合)が適量となります。おすすめの飲み方は、身体を冷やすことなく、深い香りを楽しめる焼酎6:お湯4での「お湯割り」です。
今回の調査におけるまとめ
今回の調査で、新型コロナウイルス感染症発生前後で8割近くの一般消費者は飲酒習慣の変化はないと回答し、お酒はコロナ禍においても私たちの生活にとって身近な存在であることが分かりました。しかし在宅時間や外出自粛による運動不足が続くことで、以前と比べて血栓症の発症リスクは高くなっています。本格焼酎は、血栓症予防効果のみならず、糖質ゼロ(※1)・プリン体ゼロ(※2)と、まだ広く一般的に知られていない機能的価値をもつお酒です。普段の生活および飲酒習慣の見直しが求められる今、健康を意識して生活するうえで、選択するお酒の種類も見直す機会となっています。
霧島酒造は今後も本格焼酎の機能的価値を訴求し、本格焼酎の魅力を発信してまいります。